抜群の透明感と清楚なルックスを持ち、最近はテレビドラマで主演も務める人気女優Sさん。業界内では有名な話だが実は彼女、20代半ばにして正真正銘の“処女”なのである。
無論、モテないわけではない。
むしろモテモテ人生だった事は想像にたやすい。
それは彼女が業界に入ってからも同じで、現に私も某俳優がドラマの撮影の打ち上げで彼女を必死に口説いているのを見たことがあるし、何度か写真週刊誌にデート現場を撮られている。
しかし、どんなイケメン俳優でも絶対にベッドインできない、絶対にサセてくれない鉄の女なのだ。同性愛者? と噂も流れているが、違う。
Sさんには「処女を貫かざるをえなくなってしまった理由」があるのだ。
それは彼女が16歳、高校1年生の頃の話。彼女はその夜、女友達と2人で花火大会に行っていた。
地元は海沿いの田舎町。
毎年、花火大会の夜には浜辺に地元民がこぞって集まり、夜空に咲く花火を見るのが彼女にとっても恒例行事だった。
花火大会が終わると彼女は友人と夜の浜辺に座ってガールズトークをしていた。高校生になるまでは毎年家族で来ていた彼女。
友人同士で来たのは初めてだったのでよほどテンションが上がっていたのか、ついつい時間も忘れて話しこんでしまったそう。
夜が深くなり、ふと周りを見渡すと地元民の殆どは帰り、ポツンポツンとカップル達が残っているだけだった。
彼女と友人は「うらやましい~私たちも彼氏欲しいね~」なんて話していたのだが……。
「………あん……」
静寂の浜辺にうっすらと聞こえた喘ぎ声。夜も更け人が少なくなったからか、周りのカップル達がいかがわしい行為を始めたのだ。
顔を見合わせ赤らめるSさんと友人。もちろんSさんは処女であるし、友人も処女だった。とはいえ年頃の女の子、興味が無いといったらウソである。
彼女と友人はその“行為”がどんなものなのか?暗闇に目をこらしカップルの方を見てみたそうだが、暗くて一向に見えなかった。
「う~ん、見えないね。残念」
「だね。てか私達、何してんだろ」
急に恥ずかしくなった2人はなるべく音を立てないように浜辺をあとにした。そして浜辺の近くの駐車場を通った時、そこにある公衆便所からまたも喘ぎ声……。
「……あぁっ! ……あぁぁっ!」
さっきよりも大きいその喘ぎ声に思わず2人は立ち止まった。明らかに中で男女がからみ合っている。
しかも灯りがバッチリともっている。そう、今の2人の好奇心を満たす要素が目の前の公衆便所に詰まっていたのだ。
「ねぇ、どうする?」
Sさんは友人に尋ねた。
「どうするって……。でも明るいから今度は見えるよね?」
友人も“その気”だ。Sさんが公衆便所の中をそ~っと覗いてみると、声の出所は女子便所の個室だった。
Sさんは友人を手招きし“上から覗いちゃおう”とジェスチャーした。
とはいえ丁度良い台も無いし、ジャンプしてよじ登れば音を立ててしまう。そこで2人は、肩車で交互に覗く事にした。Sさんは友人に肩車して貰い上から個室を覗き込んだ。
「キャァァァァ!!!」
夜の公衆便所にSさんの悲鳴がこだまする。個室の中で確かに男女はからみ合っていた。
ただし、全身アザだらけで、血だらけの男女が───。しかもそれを見た瞬間、突然鼻を突くくような生臭い臭いがしたという。
……Sさんはこれが強いトラウマとなってしまった。その後、何人かの男性とベッドイン寸前までいった事はあるのだが、記憶がフラッシュバックして吐き気をもよおし、セックスが出来ないまま今に至っているのである。
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無論、モテないわけではない。
むしろモテモテ人生だった事は想像にたやすい。
それは彼女が業界に入ってからも同じで、現に私も某俳優がドラマの撮影の打ち上げで彼女を必死に口説いているのを見たことがあるし、何度か写真週刊誌にデート現場を撮られている。
しかし、どんなイケメン俳優でも絶対にベッドインできない、絶対にサセてくれない鉄の女なのだ。同性愛者? と噂も流れているが、違う。
Sさんには「処女を貫かざるをえなくなってしまった理由」があるのだ。
それは彼女が16歳、高校1年生の頃の話。彼女はその夜、女友達と2人で花火大会に行っていた。
地元は海沿いの田舎町。
毎年、花火大会の夜には浜辺に地元民がこぞって集まり、夜空に咲く花火を見るのが彼女にとっても恒例行事だった。
花火大会が終わると彼女は友人と夜の浜辺に座ってガールズトークをしていた。高校生になるまでは毎年家族で来ていた彼女。
友人同士で来たのは初めてだったのでよほどテンションが上がっていたのか、ついつい時間も忘れて話しこんでしまったそう。
夜が深くなり、ふと周りを見渡すと地元民の殆どは帰り、ポツンポツンとカップル達が残っているだけだった。
彼女と友人は「うらやましい~私たちも彼氏欲しいね~」なんて話していたのだが……。
「………あん……」
静寂の浜辺にうっすらと聞こえた喘ぎ声。夜も更け人が少なくなったからか、周りのカップル達がいかがわしい行為を始めたのだ。
顔を見合わせ赤らめるSさんと友人。もちろんSさんは処女であるし、友人も処女だった。とはいえ年頃の女の子、興味が無いといったらウソである。
彼女と友人はその“行為”がどんなものなのか?暗闇に目をこらしカップルの方を見てみたそうだが、暗くて一向に見えなかった。
「う~ん、見えないね。残念」
「だね。てか私達、何してんだろ」
急に恥ずかしくなった2人はなるべく音を立てないように浜辺をあとにした。そして浜辺の近くの駐車場を通った時、そこにある公衆便所からまたも喘ぎ声……。
「……あぁっ! ……あぁぁっ!」
さっきよりも大きいその喘ぎ声に思わず2人は立ち止まった。明らかに中で男女がからみ合っている。
しかも灯りがバッチリともっている。そう、今の2人の好奇心を満たす要素が目の前の公衆便所に詰まっていたのだ。
「ねぇ、どうする?」
Sさんは友人に尋ねた。
「どうするって……。でも明るいから今度は見えるよね?」
友人も“その気”だ。Sさんが公衆便所の中をそ~っと覗いてみると、声の出所は女子便所の個室だった。
Sさんは友人を手招きし“上から覗いちゃおう”とジェスチャーした。
とはいえ丁度良い台も無いし、ジャンプしてよじ登れば音を立ててしまう。そこで2人は、肩車で交互に覗く事にした。Sさんは友人に肩車して貰い上から個室を覗き込んだ。
「キャァァァァ!!!」
夜の公衆便所にSさんの悲鳴がこだまする。個室の中で確かに男女はからみ合っていた。
ただし、全身アザだらけで、血だらけの男女が───。しかもそれを見た瞬間、突然鼻を突くくような生臭い臭いがしたという。
……Sさんはこれが強いトラウマとなってしまった。その後、何人かの男性とベッドイン寸前までいった事はあるのだが、記憶がフラッシュバックして吐き気をもよおし、セックスが出来ないまま今に至っているのである。
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