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気付くと僕は暗闇の中にいた。手元にはピッケルと光る物体が一つ置いてある。

どうしたものかと起き上がろうとすると、同時に後頭部がズキズキと痛んだ。どうやら僕は気絶し、誰かにココへ連れて来られたらしい。

僕は後頭部の痛みに耐えつつ立ち上がると、頭上でアナウンスが聞こえた。

「今皆様が居るのはとある鉱山です。そこで皆様に宝石を発掘して貰います。今、皆様の手元にある光るモノが宝石です。それと同じ宝石を一番取れた人は家に返して差し上げましょう。」

成る程、僕らに宝石を発掘させて売りさばく気だな。どうりで土臭かった訳だ。

僕は宝石と先程のピッケルを拾い上げ、目の前の土の壁に思い切りピッケルの尖端を突き刺した。最後にまたアナウンスが言った。

「因みに皆さんの持ってるのは全て同じ宝石です。」





【解説】
・視界の悪い中で採掘するのは素人にとっては困難極まりない。
・参加者全員が一つずつ目的の宝石を持っている。

つまりピッケルは他人を殺して宝石を奪う為の物。開催者は宝石を発掘するゲームと称して殺し合いをさせようとしている。
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