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ある日、五歳になる娘が指遊びの歌を歌っていた。

「グーチョキパーでグーチョキパーで なにつくろう なにつくろう 右手がグーで 左手もグーで ア○パンマン アン○ンマン

グーチョキパーでグーチョキパーで なにつくろう なにつくろう 右手がパーで 左手がグーで めだまやき めだまやき

グーチョキパーでグーチョキパーで なにつくろう なにつくろう 右手がパーで 左手もパーで ちょうちょ ちょうちょ」

娘はちょうちょの部分だけ、悲しい表情と泣きそうな声で歌っていた。
たぶん、泣いていたのかもしれない。

数週間後、娘の親である私は幼児虐待で捕まった。

【解説】
娘が歌ってたこの指遊びの歌は、自分自身の現在の状態を表して歌っている歌です。

指遊びで両手をグーにしてアン○ンマンを表現する場合、自分の両方の頬に両手のグーのを押し当てなければできません。

これは顔を殴られた、暴行されたという表現になります。

食べる方の「目玉焼き」を言ってるのではなく自分の目を焼かれてしまった、という意味で歌っています。

しかし、これだけでは少し無理があるので少し後の文に娘の目が焼かれたことだと分かる裏付けがあります。

「娘はちょうちょの部分だけ、悲しい表情と泣きそうな声で歌っていた 」

両手がパーでちょうちょが表現できない場合、片手の指、あるいは手がないことを意味しています。

そして、娘が悲しい表情していると親は分かっていたため親は娘のすぐ近くにいたことになりますが近くにいるのに『たぶん、泣いていたのかもしれない 』と曖昧に思っていました。

つまり、泣いているのかわからない=涙が出ていない娘の両目が焼かれたことを裏付けていることになります。
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